都民フォーラム@ベルサール飯田橋ファースト

7月にOJ年次大会という勉強会に参加して参りました。OJとは、Osseointegration Study Club of Japanの略で、日本最大の歯科インプラント スタディーグループで、611名の臨床医が所属するインプラント治療のスタディクラブ。いまや歯科治療の主流を占めるインプラントについて医師同士が情報交換をして、知識と臨床の質を高めることを目的に2002年に設立したグループです。


この度は、一般市民にインプラント治療のメリットとリスクを伝え、納得した治療を受けるために必要な情報発信を行うため、「第1回 都民フォーラム」を開催しました。テーマは『知ろう!学ぼう!歯科インプラント治療~歯科医師とともに考える口腔ケア~』で、具体的には、以下4つの内容でした。


・臨床データに基づく歯科インプラント治療の安全性・有効性と注意点 
・健康長寿とインプラント治療
・パネルディスカッション「入れ歯とインプラント治療」
・今後、より納得した歯科インプラント治療を選択するには何が必要か?



インプラント治療は現在多くの歯科医療機関で行われているが、トラブルも取り沙汰されています。そうしたトラブルから見えてきたのは、臨床医と一般市民の認識のちがい。OJは患者が納得して治療を受けるには、インプラントのメリットとリスクを広く伝えていくことが必要と考え、今回のフォーラムを企画された。


結果的に、50名を超す一般聴講者を集めることができ、インプラントについて一般市民の方に知ってもらうことができたことは大変喜ばしいことでありました。

OJ年次大会会場風景